ダルビッシュ
本日のボランティアの流れ。
●美容院のスタッフさんが出張で来ていて、カットの順番待ちをしている入居者の方たちの間に座り会話をする。
はっきり言って緊張した😧
でも今日はダルビッシュに似たイケメン実習生が居てくれたおかげで、うまく溶け込めた気がする(笑)
●食堂入口で入居者の手の消毒。
この作業はだいぶ慣れてきた。顔を覚えてくれた方から声をかけてもらって嬉しかった😀
●ランチタイム
スタッフさんがハヤシライス大盛に盛りつけてくれたのでお腹いっぱい(笑)
●夫婦げんか?
夫婦で入居されている方がいて、夫がDVでよくもめているらしい。
仲裁に入らずとも男性が部屋に行くだけでも効果があるとの事で、主任さんと部屋の様子を見に行きました。
怪我などされていなかったので一安心。
●入浴
今回は車椅子の方をスタッフ3人がかりで入浴させる現場を見せてくれるとの事で、実際に洗い場に入り見学させてもらいました。
通常の車椅子から風呂用車椅子に乗せ、体を洗い終えたらガンダムのコクピットみたいなものに座席と車輪が分離して乗り移り、水平の状態になりながらお湯が溜まり湯船に浸かれるようになるスグレモノ。
お湯の温度はもちろん、どの部分を洗うにも丁寧にお伺いを立てながら洗っていました。勉強になります。
今日はねぇ…
なんというか…
認知症の方の生い立ちを聞いたり、体が不自由な方の入浴や着替えの様子や、パートナーが車椅子で長い廊下を夫婦寄り添い歩く姿なんかを見て…
人生って
生まれてきて
少しずついろんな事覚えて
少しずつ一人で出来る事が増えてきて
歳をとって
少しずつ一人で出来る事が減ってきて
少しずつ覚えた事を忘れていく…
少し切ない気持ちと、これから避けて通れない少子高齢化の時代を踏まえて
介護の必要性や厳しい環境を改めて考えさせられた。
でも、こういった施設で生活できる人達はきっとまだ幸せなんだろう。
自宅で年寄りが年寄りの介護をして、介護疲れや将来を悲観して最愛のパートナーを殺めてしまうという悲しい事件が後を絶たない。
今日会った実習生のような心優しい人が、過酷な介護の現場に飛び込もうと意気込んでいる姿を見て、どうかこのまま変わらず介護の現場で頑張って行ってほしいと願います。
ボランティア初日
今日から念願のボランティア活動を開始しました❢
元同僚の紹介で老人ホームでの簡単なお手伝いです。
まずは施設長の部屋にて、女性主任さんと男性スタッフを交えて自己紹介を済ませ、食堂にて他のスタッフさんと入居者の方々に自己紹介しながら、手に消毒液をかけてあげる作業をしました。
●笑顔で
●腰を低く目線を合わせる
●声は大きくはきはきと
を自分なりに気をつけてやってみました。
その後、昼食を頂きながら施設長とおしゃべりをして、カメラ好きであり、洋楽好きで管楽器の経験もあり、バンドもやっていた経験もありで趣味が合うことが判明(^^)
食後に施設内のライブハウスのようなステージがある部屋で、クラプトンやオアシスなどのギター演奏を披露してくれました。
歌声もかっこ良くてしびれました❣
近い将来、一緒にバンド組んでしまいそうだ(笑)
ちなみに女性主任さんは、うちの嫁の旧姓と同じ❢
両親は四国出身のようでした。遠い親戚の可能性あるね(笑)
もしかしたらここに来るのは必然で、運命だったのかもしれないねぇ~。
最後に車椅子の入居者の方の入浴のお手伝い。と言っても入浴後の頭をドライヤーで乾かしてあげるだけなんだけど、いつも風呂上りの娘達の頭を乾かすのと同じ要領でやってあげて、肌着の袖が上着の中に入っているのを嫌がっていたので伸ばしてあげて…。
何をするにも子どもにしてあげるのと大差ないんだなぁと思った(^^)
それにしてもスタッフの働きぶりには頭が下がりますね。
体が不自由な方を2人がかりで入浴させているのを見ていましたが、抱きかかえると「痛い!痛い!うぎぃぃ!」とか悲鳴を上げるので、思わずビビった(笑)
スタッフに「た、大変ですね…。」と声をかけると「いえ全然ですよ」と笑顔で返された。さすがだ(笑)
とりあえず短時間でも自分なりに充実していたので、次は少しでも入居者の名前と顔が一致するように頑張って覚えたいと思います❢
そして夜は1年間お世話になった娘の担任の先生(上司の奥さん)を誘ってお食事をしました(^^)
知り合いという安心感から親子共々、安心して1年間を過ごす事ができました。とても感謝しています。
これからも人に感謝して、人に感謝される人生であるために、努力を惜しまずに生きて行きたいと思っています。
はじめの一歩
叶えたい夢のひとつに「メイクア・ウイッシュ・ジャパン」というボランティア団体の一員になり、障害を持った子ども達の夢を叶える手助けをしたいと言う思いがあります。
本当はこんなキャラじゃなかったのになぁ…。
ボランティア相談窓口に相談しに行った時、変な目で見られた。
何か疑ってるような目つきだった。
怪しまれないように笑顔で目をクリクリ輝かせて行ったのが逆に怪しまれたのか?
どちらにせよ、そんな態度をとるような人に、無償で社会に貢献しようとしている人間に関わって欲しくない。
という事で、職場の元同僚の方が介護の仕事に従事している事を思い出し連絡をとったところ、施設長に掛けあってくれて、昨日お会いしてきました。
簡単な面接の後、施設内を一緒に歩きながら丁寧に説明をして頂き、見る物も会話の内容もどれも新鮮で、とても有意義な時間を過ごさせてもらいました。
こういう施設はワンルームが基本だと思っていたら、ここには夫婦で入居できる広い個室もあり、軽介護の方が中心で出入りも自由で明るい雰囲気でした。
でも、しきりに「無理のないように短時間でやっていきましょう」と言われたのが印象的で、人と人とのコミュニケーションがいかに難しいかと言う事を意味しているのかな?と思った。
頭でわかっているようでも、実際にやってみたら思うように行かない事が沢山あるだろうし、入居者やその家族の方達の迷惑にならないように、気を引き締めてやらないといけませんね。
父の新盆
今までお盆は夏の大型連休ぐらいにしか思っていなかった。
2014.12に父が肺がんで亡くなりました。
技術屋で職人気質。
同居していた母にも癌だという事を隠していました。
いろんな方の闘病記を見てるうちに、いろいろ分かってきました。
今思えば、死の恐怖をひとりでずっと抱えながら生きていたこと。
治療よりもQOLを優先して無治療を選んだこと。
父らしい選択だったと納得できる。
亡くなる半年前、絶対に弱音を吐かない父が「膝が痛くてもう死にたい」と電話してきたことがある。
自分は「何言ってんの、家でゴロゴロしてるからだよ歩いたら?そんなんで死なれちゃ困るよ」
と言った。
今思えば、もっと優しくしていれば良かったな。
もっと耳を傾けてあげれば良かったな。
盆に帰ってくるのなら、聞いてみたいことがあった。自分ががんだと確信したのはいつなのか。
残念ながら下の子の霊感を持ってしても、父の気配は感じられなかったけど、きっと母と一緒にのんびり過ごしたんだろうな(^^)